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災害の状況
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2004年7月12日夜から降り始めた雨は、13日朝から新潟県中部(長岡・三条地区)から福島県(会津地方)にかけて、記録的な集中豪雨となった。
新潟県栃尾市では8時台に時間降雨量が39oになり、それから13時台まで6時間にわたって30o以上の大雨が降り続いた。
この豪雨により、信濃川水系の5河川(五十嵐川、刈谷田川、能代川、猿橋川、中之島川)の11箇所が決壊して水害となり、また各地で土砂崩れも発生した。
その結果、死者16名(新潟15福島県1)、ケガ4名(新潟3、福島1)、家屋の全壊70棟(新潟県)、半壊5,354棟(新潟県)、一部破損94棟(新潟県)等の、大きな被害をもたらすことになった。
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関連ニュース
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情報伝達手段の被害 |
≪固定電話≫ |
NTT東日本よると、今回、固定電話では土砂崩れにより、4,000回線が不通になったが、13日の昼12時過ぎから電話が込みだしている。
そのためNTTは12時25分から翌午前10時23分にかけて、通話規制をかけている。規制の程度は全国から中越地域への通話が最大20%の規制と、それほど厳しいものではなかった。
固定電話を利用しようとした468人をみると、32.1%の人が停電や水没で使えなくなっていた。
電話の多くが1階にあったので、床上浸水などで使えなくなってしまったのであろう。
また当日は停電もしたので、多機能電話が使えなくなったものもあるだろう。
電話は41.0%が機械的には使えたがつながりにくかったとし、いつものように使えたとした人は26.9%であった。
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≪携帯電話≫ |
一方、携帯電話だか、NTTドコモによると、中継局1局がケーブル切断で機能停止し、基地局7局が停電で停止した。
他方、輻輳は、最大で通常時の5倍の発信が発生し、最大で87.5%の規制がかけられた。
具体的には域内12局における音声の発信規制で、全国からの着信規制やパケットの規制はなかった。
またNTT固定網の輻輳により、市外局番0256+3、4、5向けの発信規制がかかった。
規制時間は13日14時09分から23時08分と翌14日7時35分から20時08分であった(14日は優先保留のため12.5%の規制)。
携帯電話やメールは水没や停電で使えなかった人はそれそれぞれ11.2%、17.2%と少ない。
逆にパソコンメールは73.6%が機械的に使えなかったとしている。この数字が固定電話よりかなり高いことを考えると、パソコンメールには停電が大きく影響しているといえるだろう。
インターネットが停電に弱い姿が浮き彫りになったといえる。
全体的には、携帯メールが58.6%と、半数以上の人が通常どおりに使え、今回もっとも使えたメディアといえる。
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【引用】 |
モバイル社会研究所 2004年コア研究
社会インフラ部門(代表 中村功)報告書
「災害時における携帯メディアの問題点」
中村功 廣井脩 三上俊治 田中淳 中森広道 福田充 関谷直也 |
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中村先生のサイト |
先生のの専門は、「電話・ポケットベル・携帯電話・PHSなどの通信メディアの社会的役割を社会心理学的に研究することです。
研究は大きく2つに分かれます。
一つは日常生活における通信メディアの役割で、もう一つは災害時の通信メディアの役割」です。 |
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※中村先生の文献からの引用はご本人のご許可をいただき、コンテンツの中ではグリーンの文字で掲載させていただいております。 |
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